MUQ　Products アトリエ椋 ふだん使いの器をつくる磁器工房 鳥オーナメント　 子どもがまだ小さい時、手に持ったりなめたりするおもちゃを・・・と考え、軽いバルサ材を卵形に削り、紙やすりで磨いて与えました。 卵形というのは自然の造形としては完璧な美しいかたちで、球形のボールのように遠くまで転がらず、ゆっくり弧を描いて戻ってくるなど動きが実に面白いものです。赤ん坊と一緒にもてあそんでいるうち、ふとこれを鳥にしてみようと考え、竹を削ってくちばしと目をつけてみました。気に入ったのでそれからいくつも作って、形もいろいろなものができました。ピアノ線で足もつけ、やきもので土台をつけて、部屋に飾ったり友人へのプレゼントにしたりして、我が家の名物になりました。 やがて土台だけでなく本体もやきもので作ってみたいと思うようになり、始めは白磁の無釉で、その後さまざまな絵付けや彫りなども施し、形も丸いものから背中がへこんだもの、ちょっと長くて精悍なものとどんどん進化してきました。種類が多すぎてだんだん収拾がつかなくなってきたため、形状を分類し、絵柄も絞り込んだものをここではご紹介しております。 鳥のバリエーション（ここでは基本的な形態と絵柄を掲載しております） バルサ材で作った鳥 カラ焼 （白磁マット仕上げ） 絵付け及び彫りによる バリエーション C　カラ焼き・波紋（彫り） C　カラ焼き・花火（彫り） A-2　首飾り A-1　３本ライン A-3　５星 B　ズグロ A-1　ドットライン O-1　リング A-2　うずまき O-2　デイジー A-3　カラ焼き ●カラ焼 白磁の素焼きで作られたシンプルな鳥。彫りを加えたものもあります。白磁の白さそのままであるため、卵の殻のようなあたたかみのある質感が魅力です。汚れが目立ってきたら目の細かい紙やすりでそっとこすり落としてください。 ●施釉 釉薬がかかったものは呉須やサビ絵の具でそれぞれに似合う模様がついています。そのほかにも、ここではご紹介しきれませんが、作り手の気まぐれで「突然変異種」ができあがることもしばしばです。もしかしたらそういった珍種には陶器市あたりで出会えるかもしれません。 シングル（１羽） 価格（消費税込み） ￥5,400（￥5,940） ペア（２羽） ￥11,000（￥12,100） ５羽 ￥40,000（￥44,000） ペア（2羽）C カラ焼きの「波紋」と「花火」 ●商品について どの柄も同じ価格で、シングル、ペア、5羽があり、いずれも箱入りです。ペアと5羽のものは鳥本体と土台が接着してありませんので、自由に向きが変えられますが、使用中に外れる恐れがありますのでご注意ください。また、土台が重くなってはいますが地震などで倒れると割れたり怪我をする恐れがあります。粘着マットなどで固定するか置く場所に注意してください。