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アトリエ椋
ふだん使いの器を作る磁器工房
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 第66回波佐見陶器まつりに出店
 やれ寒いとか足が痛いとか理由をつけては炬燵に潜り込んでいるうちにも、お約束通り春は訪れ、花盛りに浮かれ気分で過ごしていたらもう4月になってしまいました。息子たちの学費を稼ぐために陶器市に参加を始めてかれこれ20年、3人の息子たちはみな申し分のない仕事と家庭に恵まれ、当初の目的は果たすことができました。あとは老後の楽しみとボケ防止と思っていたら、体力の衰えは想像以上。いささかくたびれたアトリエ椋もようやくお尻に火が付いたとみえて、連日朝から夜遅くまで工房に詰めて作業に追われています。可能ならもう2回ほど窯に火を入れたいところですが、さてそこまで気力が持つかどうか・・・。無理しすぎて体を壊してしまっては元も子もないので、ともかく最善を尽くしておりますので、どうぞ温かい目で見守っていただければと思います。
今年もはさみ陶器まつり会場奥の芝生広場テントにて出店予定です。
コロナの心配もほとんどなくなって、今年の連休はどこも人であふれることが予想されます。お出かけの際はどうぞくれぐれもお気をつけて、時間に余裕をもってお越しください。
会場地図やシャトルバスの運行などは昨年とほぼ同じですので昨年の情報をご参照ください。なお、公設の駐車場は料金が¥700に改定になっております、
 
 
 第34回DAKT展2024について
九州陶磁デザイナー協会(DAKT)が毎年早春に開催している展覧会を今年も開催することが決まりました。
会期は2月20(火)〜25(日)、会場はいつもの九州陶磁文化館です。テーマは「生活のリアリティー」です。

  蛇口の水を手のひらで掬い顔を洗う人と、洗面器に溜めてから顔を洗う人がいる。民俗学では
そういった生活習慣の違いを、何かを読み解く入り口にしたりするが、その根底には生活の
リアリティーが隠れている。毎日用便の度に、おしりを水で洗い流す生活習慣が当たり前の国と、
一年を通して雨がほとんど降らない乾燥した大地に、国を捨てざるを得ない人々の両方を抱える
一つの世界で、生活のリアリティーはその質を大きく変える。或いはその一方の恵まれた側でも、
社会のシステムに合った人と弾かれた人では、同じことがいえる。
生活者の時間の流れ、生活の充実感、生活の快適性、生活者の焦り、無気力、怒り、絶望が混在する。
それらの生活に寄り添う同じ道具も、その役割において全くその重要性を違える。使う人によって、使う
状況によって、生活のリアリティーと共に道具のリアリティーも全く変わってくる。それは形にもきっと
現れる。私たちが創る生活の道具は、果たしてどのようなリアリティーをもって社会に放たれているの
だろうか。漫然と出てくる希薄なリアリティーではなく、大きな力はなくとも、誰かの充実した生活の
役割を担うことを信じてものを作りたい。          九州陶磁器デザイナー協会 田中右紀

会場風景
 
 今年コキアの庭に
 命の危険さえ感じられるほどの酷暑もようやく終焉の兆しが見えてホッとしています。
アトリエ仕事の合間、ちょっとした息抜きも兼ねて小さな庭で育てていたコキアが、今年は連作障害というのか、ちっとも育たずガッカリしていましたら、それに代わってニョキニョキと生えてきたのが

マメ科ジャケツイバラ亜科。
熱帯地方原産の帰化植物である「エビスグサ」、
学名はSenna obtusifolia、

種子は漢方薬の生薬決明子(ケツメイシ)として知られています。
また土中の窒素を保持し、土を柔らかくほぐし、有害な線虫の増殖を抑えるなど土壌改良のためのコンパニオンプランツとしても知られているとのことで、なるほど、来年の収穫のためにもたらされた救世主なのか・・・と納得です。健康茶などに利用されるなど、只モノではないらしく、黄色い花や軽く湾曲した細長い莢果など見た目もわるくないので、今年は心ゆくまで愛でることにしましょう。
 
2023 Summer Greetings
 災害級の暑さ

記録に残る暑さ

そして記憶に残るであろう今年の暑さ

3年もの間外出や交流が制限され

ようやく自由な時が来たと思えば

次は灼熱地獄が待ち構えていたとは・・・


皆様、どうぞくれぐれもご自愛ください。

    by Atelier MUQ
 
 
3回「それぞれの今展」に出展します
20195月に初めて開催された「それぞれの今展」、大分県立芸術短期大学、通称「芸短」のOBたちの作品をOPAM(大分県立美術館)に展示し、旧交を温めるという企画がまた開催されます。前回の第2回はコロナの真っ最中で、幾多の困難を乗り越えて開催にこぎつけたわけですが、今回はそれもだいぶ下火になり、少し気持ちも楽になってきました。
コロナにかこつけてすっかり怠け癖がついてしまった我々も、「生存確認」になればと準備しました。お近くの方はぜひお立ち寄りください。


名称:第3回それぞれの今展〜大分県立芸術文化短期大学美術科卒業生による
期日:2023523日(火)〜528日(日)10001800 最終日は1600閉館
会場:大分県立美術館OPAM 1F展示室A
 (〒870-0036大分市寿町2番1号 TEL097-533-4500
入場:無料
主催:大分県立芸術文化短期大学卒業生による実行委員会
協賛:大分県立芸術文化短期大学同窓会
後援:大分県立芸術文化短期大学、大分合同新聞社、TOSテレビ大分、
 OAB大分朝日放送、大分ケーブルテレコム

 
65回「波佐見陶器まつりに出展します
またまたこの季節がやってきました。世界中を震撼させた疫病の嵐に巻き込まれ、昭和の時代から連綿と続いてきた波佐見陶器まつりも一昨年はついに開催を見合わせるという事態に陥りましたが、今年はようやく以前の形で開催できるとのことで、ホッと胸を撫でおろしています。コロナ禍の間に作りためて在庫がどっさり・・・とはいかず、なぜか今年も今頃になって慌てて窯を焚き、細かい作業に追われています。
アトリエ椋のテントの場所はいつものやきもの公園奥の芝生広場です。前回よりさらに年齢が増えてしまったうえ、すっかり怠け癖がついてしまっているので、梱包でもたついたり計算を間違えたりないか少し心配ですが、皆様と直接お会いしてお話ができるのを楽しみに頑張ってお店を出します。ぜひお気をつけてお越しください。

アクセスについて

初日は特に早くから来られる方が多く、8時にはもうインター付近から渋滞になりますので、お車でお越しの方はお気を付けください。例年通りキヤノン(株)の駐車場からは無料シャトルバスが運行しています。なお、駐車料金は今年から¥700となっております。
JR有田駅をご利用の方は、駅から数分の九州陶磁文化館登り口のあたりから波佐見行きのシャトルバス(Red Liner・赤いバス)が運行しており、右の地図でアトリエ椋からすぐの駐車場を発着します。料金はお一人¥500(高校生以下は無料)ですが一日何回でも乗れるので便利です。

会場での注意点
今年は行政のガイドラインに沿った感染対策を行いますが、マスクの着用等については個人にてご判断ください。また、ゴミは基本的にお持ち帰りいただきます。テイクアウトなどで購入された食品の包装容器などについてはお買い上げのお店で回収しております。


波佐見陶器まつり
日時:2023年4月29日(土・祝)〜5月5日(金・祝)
時間:9:00〜17:00
会場:波佐見町やきもの公園ほか)
 
 第33回DAKT展開催のお知らせ
会員の高齢化に加えてここ3年ほどはコロナ禍ですっかり出鼻をくじかれてしまったらしく、ただでさえスロースターターの面々、ついにDMは作れなかったようですから、ここでささやかに告知したいと思います。

名称:第33回DAKT展
会期:2023年2月21日(火)〜2月26日(日)
9:00〜17:00(最終日は15:00)
会場:佐賀県立九州陶磁文化館第一展示室
主催:九州陶磁器デザイナー協会(DAKT)
テーマ:「それでも作るモノ」
入場:無料

展示作品↓

「つの型花器」
 カラ焼きのマットが気に入っています。
 
 緑の妖精たち〜コキア
 
 ここ2〜3年、夏になると我が家の庭に緑のモフモフした妖精たちが並びます。これはコキア。学名:Bassia scopariaはヒユ科(アカザ科)バッシア属の一年草ホウキグサとも呼ばれ、細かく枝分かれしてしなやかで折れにくいため、古くからこれを束ねて箒として使われていました。
秋になると鮮やかな赤に紅葉し、大変美しい景観となるため観賞用として重宝され、最近あちこちの耕作放棄地などにも植えられています。
焼き物ばかり作っていて煮詰まると、好きなSFを読んだり木工をやってみたりして気分転換をしますが、最近はすっかりコキアの栽培と箒づくりに嵌っています。もちろんできた箒は家や作業用で重宝していますし、知人にもプレゼントして喜ばれています。

 
 
 第64回波佐見陶器まつりに参加します!

 新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延で何もかもが中止となってもう丸2年を過ぎ、もうそろそろ我慢の限界。有田も波佐見もこのままでは干上がってしまうということで開催を決めたものの、最近また感染者が増え始めてきたのが気がかりではあります。特にワクチンが行き渡っていない低年齢層に流行が広がっているらしいのです・・・が、びくびくしながらも今年はお店が出せることになりました。
テントの場所はいつものやきもの公園奥の芝生広場です。前回より確実に年齢が増えてしまったうえ、すっかり怠け癖がついてしまっているので、梱包でもたついたり計算を間違えたりないか少し心配ですが、頑張ってお店を出しますので、ぜひ感染対策を取りつつお気をつけてお越しください。

アクセスについて

初日は特に早くから来られる方が多く、8時にはもうインター付近から渋滞になりますので、お車でお越しの方はお気を付けください。例年通りキヤノン(株)の駐車場からは無料シャトルバスが運行しています。
JR有田駅をご利用の方は、駅から数分の九州陶磁文化館登り口のあたりから波佐見行きのシャトルバスが運行しており、一人¥500(高校生以下は無料)で何回でも乗れるので便利です。

会場での注意点
新型コロナ蔓延防止のため、会場内での食事の場所はじゅうぶんではありません。また、ゴミは基本的にお持ち帰りいただきます。テイクアウトなどで購入された食品の包装容器などについてはお買い上げのお店で回収しております。

感染対策について
マスク着用や手指消毒など感染対策にご協力をお願いいたします。当日、体温が37.5℃を越えていたり、体調が思わしくない場合はご来場をお控えいただくようお願いいたします。会場内の混雑状況によっては入場が制限される場合もありますのでご了承ください。
 
 第32回九州陶磁器デザイナー協会展が開催されます
 
 昨年は新型コロナウィルス感染症の蔓延のためほぼすべての行事が中止となり、毎年恒例の作品展も中止を余儀なくされましたが、今年は何とか開催までこぎつけられそうです。
会員の平均年齢もだんだん高くなってきて、いったん止まったものを再び動かすにはなかなかのエネルギーが必要なようですが、幸い今のところみな元気です。
今回のテーマは

「暮らしを楽しむ・コロナ期に何を考え作ったか」・・・です。
またここから、新しい世界が開けていくことを願いつつ・・・

会期・・・2022年1月25日(火)〜30日(日)
時間・・・9:00〜17:00(最終日は15:00)
会場・・・九州陶磁文化館 第一展示室
主催・・・九州陶磁器デザイナー協会 DAKT
後援・・・九州陶磁文化館、有田町、波佐見町、有田焼工業協同組合、波佐見焼工業協同組合


 
 
 
第2回「それぞれの今展」に参加しました

新型コロナウィルスの第4波とも言われる感染拡大の中、展覧会は何とか滑り込みで開催にこぎつけました。我々はただ作品を準備して送るだけのことでしたが、実行委員の皆さんはたいへんなご苦労をされたことと思います。前回に比べるとやはり遠方からの参加が少なく、作品数も80点ほどではありましたが、人生の重みを感じさせる作品も多くあり、見ごたえがありました。また今回は、デザイン科の作品が増えたのは個人的に嬉しいことでした。時節柄、せっかく顔を合わせたのに乾杯の一つもできないのは少々物足りない気もしましたが、お楽しみは先に取っておきましょう。
石原重行「ダミエ」シリーズ
会場には多くのOBたちが駆けつけ、撤収作業も手際よく進みました。 石原正子 絵本「たね、とんでったね」
2回「それぞれの今展」に出展します
20195月に開催された「それぞれの今展」では久しぶりに集まった大分県立芸術短期大学、通称「芸短」のOBたちの作品がOPAM(大分県立美術館)に勢揃いして大きな話題を集めました。その打ち上げの時に、次は芸短開学60周年記念のさらに大掛かりな展覧会の計画が発表されました。まだ現在のようなコロナの寛延など微塵も無かった当時は、誰もが何の問題も無く開催できると信じていました。
そんなわけで開催されること自体が奇跡のような展覧会ですが、実行委員の皆さんの努力により、予定通り開催される運びとなりました。我々も出品作品の準備にはなかなか厳しいものがあったものの少しでもこの展覧会を盛り上げたく、頑張って準備しました。お近くの方はぜひお立ち寄りください。


名称:第2回それぞれの今展〜大分県立芸術文化短期大学美術科卒業生による
期日:2021420日(火)〜425日(日)10001800 最終日は1600閉館
会場:大分県立美術館OPAM 1F展示室(〒870-0036
    大分市寿町2番1号 TEL097-533-4500
入場:無料
主催:大分県立芸術文化短期大学卒業生による実行委員会
協賛:大分県立芸術文化短期大学同窓会
後援:大分県立芸術文化短期大学、大分合同新聞社、TOSテレビ大分、OAB大分朝日放送、大分ケーブルテレコム

2021年波佐見陶器まつりについて



2021年度波佐見陶器まつりについては、一旦は縮小した形で開催されることに、アトリエ椋として出店するかどうかかなり検討を重ねた結果、今回は見合わせることといたしました。その後、420日には陶器まつり主催者より開催延期の発表があり、町を挙げてのイベント開催はなくなり、多くの業者はWeb陶器市に切り替えているようです。

アトリエ椋ではWeb陶器市という形にすることはなかなか難しいのですが、通常のご注文にはできるだけお応えしたいと思います。商品ご案内はProductsのページでご覧のうえ、ご注文やお問合せはAbout usのメールからお願いします。

なお、ゴールデンウイーク期間中、工房にはたいてい居りますので、電話で在宅を確認していただいたうえでお越しいただければ直接お越しいただければ、感染予防対策につとめつつ、できる限り対応させていただきたいと思います。
工房はバイパスの北側にある小高い丘の上にあります。右の地図の赤枠が拡大図で、陶房WANIさんの所から狭い登り道を登りきったところですが、離合する所があまり無いためお勧めできません。波佐見講堂横の駐車場からは徒歩で56分、通常、波佐見陶器まつりのメイン会場となる「やきもの公園」から徒歩10分ほどで、県道1号線のバイパスから狭い道に入るとお墓が見えます。そのお墓の横がアトリエ椋です。
バイパスは交通量が多いため、通りを横断する際は必ず横断歩道を渡って下さい。地図の中では=の印で示してあり、最寄の横断歩道は3ヶ所あります。
もし道に迷われたらお電話いただければ対応いたします。Tel : 0956-85-5063
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